マジカルグリーンは、節水で均一な灌水機能を備えたカセット式多機能緑化システムです。
「カバートレー」と「パレット」は屋上緑化・屋根緑化としてもお使いいただける画期的な製品です。
カセット式なので簡単に施工することができ、ワイヤーや金網メッシュとの組み合わせにより、幅広くニーズに合わせた壁面緑化を実現することが可能です。 また自社開発製品のため、製品製造から導入時のコンサルティング、施工・メンテナンスまで一貫してサポートいたします。
マジカルグリーン | マジカルグリーン+ワイヤー | マジカルグリーン+金網メッシュ |
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特長
- カセット前面に据え付けられた「灌水ホース」内の「ラムドリッパー点滴器」により、苗ひとつひとつにロスなく水が行き渡るよう設計されています。
- 前面に突出した他社にない形の「ホルダー」で、植物が曲がらず垂直に生育します。
- 本体育成層を備えているため生育が安定し、維持管理コストが抑えられます。
- 市販苗が使用可能なため、材料調達が容易なうえ品種を選びません。
- カセットの原材料はリサイクルバンパーを使用しています。
- 多様な植物の植栽が可能で、工事完了直後に豊かな緑を楽しめます。
- 十分な培土量を確保しているため、ルーピングを起こさずストレスなく植物が生育します。
- カセット式のため施工が容易です。
- システムの風荷重(耐風圧)に関して「建築構造設計指針」をクリアーしています。
各部名称
- 1.カバートレー
- 2.ホルダー
- 垂直壁面でも植物にストレスを与えない立体構造でルーピングを防止。多様な植物の植栽が可能です。
- 3.誘引金網
- 植物誘引のための保護材です。※オプション品。
- 4.取付金具
- 基盤背面の金具による引掛け構造で簡単に施工完了。
- 5.良質天然軽量土壌
- 化石燃料を使わない天然パーライトと、ココヤシからつくった有機質をブレンド。保水・保肥性に優れ、環境にやさしい土壌です。
- 6.保水機能付マット
- 高吸水、高吸湿繊維とPET繊維の複合素材から生まれた保水材です。土中の水分を吸水するとジェル化し保水します。
- 7.内蔵点滴式ホース
- 従来工法の難点であった水脈のバラツキを独自技術により解消。ホルダー全体に確実に灌水します。
- 8.パレット
施工手順
マジカルグリーンカセットに植物を植付け、事前に一定の大きさに植物が生育するまで専属圃場にて養生を行なったものを、施工時に現場に持ち込みます。その植物一体型カセットを下地架台に取付けるだけの単純作業なので施工が容易に行えます。下地架台にしっかりと引っ掛け、留め金具にて固定し、下部から上部への順で施工していくので、ズレが生じたり落下などの心配は全くありません。
工事区分
基本的には、マジカルグリーンと灌水システム部分のみで、それ以外は建築工事区分の施工範囲となります。詳細は工事区分のページをご覧ください。
メンテナンス
植物点検 | ・目視による点検を行い、枯損が無いことを確認する。(枯損の場合は苗を交換) ・枯損している場合、ポット内に指を入れ、土壌水分を確認する。 ・予測不可能な枯損をした場合は、原因を調査し都度対処する。 ・基盤に均一に分布しているか確認する。不均一な場合、誘引金網に誘引する。 |
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剪 定 | ・早めの時期に新芽の生長が終わった時点で行う。[年1・2回] ・均一化する様に切り揃える。 |
施 肥 | ・灌水時に液肥を同時に全体へ与える。[月1回] ・肥料はタンク内が空になったら補充する。(常設の場合、目安として4~6ヶ月毎) |
消 毒 | ・病害虫発生が確認された場合は、その規模に応じた対応策をとる。 |
除 草 | ・早めの時期にポット内の雑草を除去する。[年2回] |
基 盤 | ・ガタツキがないこと、ボルト類の緩みがないこと、損傷がないことを確認する。 ・基盤表面に汚れがある場合は、布でふき取り洗剤は使用しないこと。 |
灌水設備 | メイン管 ・灌水が出ていることを確認する。[毎回] ・手動操作で基盤毎に給水されているか点検する。[年1回] 基盤内蔵ホース ・植生状況に異常がある場合は、ポット内に指を入れ土壌水分を確認する。 |
【マジカルグリーン】におけるメンテナンスの年間計画