コストプランニング
計画の段階から施工・維持管理を考慮し進めることで、後の不適合、生育不良などを防止することができます。
イニシャルコストとランニングコストは綿密な関係にあり、イニシャルコストを抑えた場合は、維持管理の水準を引き上げないと植物の生育が悪くなります。管理特性を踏まえ、計画の段階で施工後の管理に支障をきたさないように調整が必要となります。
特に灌水管理が不可欠な壁面基盤型の緑化では、灌水装置の作動状況をリアルタイムで監視できる装置、あるいは体制が重要となり、緑化そのものの費用よりも壁面へのアプローチ対策や監視装置あるいは体制にかかる費用の方が多くなる場合もあります。
予算立案のため、計画段階で概算コストを緑化計画、植栽施工計画、管理計画に基づき、イニシャルコスト、ランニングコストについて検討します。
壁面緑化においては、緑化施設だけでなく維持管理のための施設(キャットウォークなど)が大きなウエイトを占める場合があるため、注意が必要です。これらの施設などをキチンと計画していない場合、壁面緑化が維持できなかったり、維持管理に膨大な費用が発生することがあるため、注意を要します。
当社の壁面緑化システムは、長年の実績と蓄積されたノウハウにより独自に開発され、目的や場所及び現場条件に応じてシステムを選択することが可能です。