防根(耐根)シート
樹種や防水状況に応じた材料の選択
防水層と建築物を植物の根から守る目的で防根(耐根)を行い、一般的には防根シート(耐根シート)を敷設します。緑化する樹種や建築物の仕上げにより防根シートの種類を使い分けます。耐根シートには、防水層と同時に施工する防水一体型のものと、防水施工後、防水層または押えコンクリートなどへ自着層のついた耐根シートを接着する固定タイプのものがあります。施工にあたっては、緩みやたわみ、浮き(気泡)などを起こさせないよう細心の注意を払います。また、重なりしろは十分にとり、専用のルートガードテープを使い圧着させます。立ち上がり部の施工は緑化仕上がり面より150㎜以上立ち上げます。平面の場合は緑化端部より200㎜程度貼りつけます。
ルートガードD
防根材と防水材の相性については、防水工事を行う工事会社と別途協議が必要となります。
ルートガードテープ、プライマーが別途必要となります。
規格寸法 | 1m × 16m巻 |
---|---|
厚 さ | 1.0m |
防根グレード | S |
露出防水上の使用 | 可 |
固定方法 | 自着式 |
エコムガード
防根材と防水材の相性については、防水工事を行う工事会社と別途協議が必要となります。
ルートガードテープ、プライマーが別途必要となります。
規格寸法 | 1m × 17m巻 |
---|---|
厚 さ | 0.6mm |
防根グレード | AA |
露出防水上の使用 | 可 |
固定方法 | 自着式 |
NCKフィルム
防根材と防水材の相性については、防水工事を行う工事会社と別途協議が必要となります。
施工には、接着テープが別途必要となります。
規格寸法 | 2m × 25m巻 |
---|---|
厚 さ | 0.3mm |
防根グレード | A |
露出防水上の使用 | 不可 |
固定方法 | 接着テープ式 |