屋上緑化のことなら日本地工におまかせください。

よくある質問

屋上緑化全般について

屋上緑化とは何ですか?
屋上や屋根に植物を植え、緑化することをいいます。言い換えれば都市の人工構造物の屋上部に自然地表面をつくる作業そのものと言えます。
屋上緑化のメリットや効果を教えてください。
屋上緑化のメリットや効果には大きく分けて、「身近な環境を改善する効果」と「都市全体の環境の改善に寄与する効果」とがあります。
前者には①最上階の気温上昇の抑制効果②くつろぎと安らぎの場の創出効果③建築物の劣化防止効果④防塵効果⑤生物相の多様性を生み出す効果⑥資産価値の向上効果があります。
後者には①ヒートアイランド現象の軽減効果②雨水の流出抑制効果③都市の生物多様性の向上効果④大気汚染の緩和効果⑤都市の景観向上効果などがあります。<(公財)都市緑化機構書籍より>
屋上緑化を行うとき、何に注意すればよいでしょうか?
次の事項を確認しながら、設計や施工を行ってください。
①構造物に見合った積載荷重になっているか。
②植生に合った基盤厚、土壌構成になっているか、また防根対策や土壌飛散対策はしてあるか。
③緑化に適した風(風圧)対策及び防水・防根仕様になっているか。
④適正な潅水システムが設置されているか。
⑤ドレン等雨水対策が整っているか。
⑥メンテナンスが容易な設計になっているか。
⑦転落、落下防止対策は取られているか。
⑧土壌の比重、土性及び環境に配慮したものになっているか。
⑨緑化の目的に見合ったコストになっているか。
屋上緑化を行った場合、建物への影響はありますか?
当該建物の積載荷重制限以内であり、防水(防根)仕様や雨水排水処理等が適正に施されていれば影響はありません。
どのような屋上に屋上緑化が可能ですか?
基本的には建築基準法で定められている積載荷重に準拠します。例えば、100㎡の住宅の屋上では60×100=6.000㎏が全体積載可能な重量で、これ以下にする必要があります。
建物に対しての許容積載荷重を教えてください。
前述の建築基準法によれば住宅で180㎏/㎡、事務所で300㎏/㎡、百貨店等で300㎏/㎡です。住宅で更に詳細をみてみますと床板部で180㎏/㎡、大梁・柱・基礎部で130㎏/㎡、地震荷重で60㎏/㎡と規定されています。従って一般住宅では60㎏/㎡以下の荷重なら良いということです。
風の影響は大丈夫でしょうか?
屋上は地上に比べて時には予想を超える風圧力がかかる場合があります。日本地工では、専用の固定金物でカセットを連結固定することで、飛散の心配は全くありません。詳しくは負圧の風のページをご覧ください。
水やりの量や期間を教えてください。
屋上緑化の仕様によって一概には言えませんが概ね下記のような標準例をご紹介します。
春(週3回・30分程度、涼しい時間帯)
夏(毎日2回・30分程度、涼しい時間帯)
秋(週3回・30分程度、涼しい時間帯)
冬(週1回・30分程度、日中の時間帯)
屋上緑化の耐用年数を教えてください。
屋上緑化の工法・仕様によっても一概には言えませんが、概ね20~60年と言われています(防水仕様によって異なります)。耐用年数に大きくかかわる要因は防水層の経年劣化問題が関連してきます。
一般家庭でも屋上緑化はできますか?
基本的には可能ですが積載荷重、防水仕様、排水処理等を事前にチェックしておく必要があります。