緑化の環境改善効果

近年、都市におけるヒートアイランド化が進行している中において、緑化によるCO2削減効果や温熱環境改善効果は大きいと言えます。

当社においても、都市環境の更なる快適化・省エネ化に向け、屋上・壁面等の特殊緑化への積極的な事業を展開しています。


CO2削減効果が期待できる

マジカルグリーン芝生タイプ
100uのCO2削減量=約4.5トン/年間

屋上緑化した場合に、その断熱効果による空調電力量の削減値は124kwh/u・年、CO2削減に換算すると44.6kg/u・年となる。100u当たりでは約4.5トンと推定される。

 

温熱環境とCO2削減効果の要約

    屋上緑化 金属屋根緑化 壁面緑化
温熱環境
(緑化面と非緑化面との差)
温度差 20℃前後 30℃前後 10℃前後
(緑化面からの蒸発散量が大きいため周辺温度の低減効果もある。)
熱流入量 550W/u
直下室温 2℃前後低下
CO2削減
(100u当たり)
CO2吸収量 草本性地被植物類(芝生・セダム類) 25kg/年間
木本性地被植物類(ハツユキ・ヘデラ類) 320kg/年間
(ヘデラ類において若干データ有り)
CO2電力量
換算値
断熱効果による電力量換算値 4.5トン/年間
樹木換算値* 1,125本/年間 相当
断熱効果による電力量換算値 300kg/年間
樹木換算値* 75本/年間 相当

温熱環境及び省エネルギー効果が大きい

屋上緑化

屋上緑化における緑化面と非緑化面の温度差は最大19℃ マジカルグリーン芝生タイプ
出典: 国土交通省・本省屋上緑化モニタリングデータ


 

折板金属屋根緑化

屋根緑化をした工場としない工場の屋内の温度差は最大2℃

工場内温度の比較
折板屋根緑化の温度特性

千葉県内の某工場において、2棟並んだ折板屋根の建物の1棟に屋根緑化を行い、緑化有りと無しで建物内の温度を測定した結果、緑化有りの場合は温度上昇のピークが17時頃、一方無しの場合は15時頃と2時間早く、温度差も2℃高いことがわかった。

 

壁面緑化

緑化面と非緑化面の温度差は最大10℃

壁面表面温度の推移
壁面緑化の断熱効果

都内の施設において壁面緑化の試験区を設置し、壁面表面の熱量の推移を測定した。結果、ユニット植栽の日中の壁面表面温度をコンクリート壁面と比較すると、15時過ぎに最大になり、約10℃の低減が見られた。